更新履歴 2022/01/19 スキル回しを暁月版に加筆修正 2022/10/14 復習ついでに全体的に加筆修正
学者のスキル回しやヒールワークなどをそれっぽく書いていきます。
基本的には火力を出しつつちゃんとヒールも入れるという観点で書いています
僕のメインジョブなのでやたらと細かいことまで話しています。ご了承ください。
目次
前提の共有
※バリアと軽減の定義
黄色ゲージとして表示されるものがバリア
陣やリプライザル、ダークミッショナリーといったn%軽減といったものが軽減
暁月での所感
とんでもないくらい強化を貰ったと思っています。賢者が全く採用されないくらいには超強化。
まず妖精の挙動が大幅改善された。これは全学者が待ち望んでいた改善点である。ベストなのは紅蓮以前の操作に戻すこと(詠唱中もペットスキルを使える仕様)が望ましかったが昨今のFF14は操作の簡略化を目指しているのでそれはないだろう。
次に疾風怒濤の計。強いし楽しい神スキルです。軽減がもう1枚追加されたというだけでも素晴らしいのに唯一無二のスプリント付与がついてきた。これのおかげで新ジョブの影に埋もれず存在感を放っていられる上、学者じゃないとできないギミックの解法が必ず出てくるので指定席を確保できたというのはとても大きい。
極炎法のリキャストが半詠唱になったのがとてもデカい。全ヒーラー共通の調整だが一番恩恵を受けていると思う。下にも書いているが学者はアビリティヒールで主に回復をする。今までは攻撃魔法の威力をルインラを用いることで下げ、アビリティを挟んできたが暁月からはそのようなことをする必要はない。特にエーテルパクト(フェイユニオン)を気軽に繋げるようになったのは嬉しい調整。
この通りかなり楽しいジョブになったと個人的に思います。まあエフェクトとかあまり変わってないし派手さは皆無ですが…。あとはフェオ=ウルちゃんかティターニアを召喚できるようになれば文句ないです。7.0では是非お願いします。
学者とは
バリアヒーラー。だが個人的には軽減アビリティヒーラーだと思っている。
何故なら全ジョブNo.1の軽減を持ちアビリティヒールに富んでいるからである。
学者は陣をはじめフェイイルミネーション・疾風怒濤の計の3種の軽減を所持しており、深謀遠慮・不撓不屈・サモンセラフィムといった強力なアビリティヒールで主に構成されている。
よって学者はバリアを貼るというよりも軽減を貼り、アビリティで戻すヒーラーだと言える。
学者の基本・留意点
1. 妖精について
ペットのスキルにはペット補正という補正がかけられているが、暁月でほぼなくなったと思われる。あるとしても本体の90~95%とほぼ大差ない。当記事では補正は0.9倍で計算する。
暁月から妖精のアビリティ応答速度が上がり「妖精アビが普通より発生が遅い劣化アビになっている」という問題点が改善された。もう羽虫とか言えねぇわ。
普通の回復スキルは詠唱中には使えないが妖精の追従や移動といったペット共通アクションは詠唱中でも使用可能である。
2. 軽減について
前述した通り学者のダメージ軽減は全ジョブ中最高の物である。
・野戦治療の陣
最高峰の軽減技。リキャスト30秒、効果時間15秒、回復量100+(100×5)=600、10%軽減。
最大30秒毎に使えるのが現状最高性能であり時点で速いのが60秒のリプや運命の輪だ。
しかも何故かHotもついてくる。回復量も600と十分な量である。
また効果時間は15秒と書いたが誤りであり、正確には約18秒である。
どういうことかと言うとこれはパッセにも当てはまるのだが、陣が消えるor陣から出ても約2~3秒程はバフ欄に陣の効果が残るのだ。(サーバータイム周りの関係?)
なので例えば赤魔導士がデプラスで一瞬陣から出てコルコルで再突撃という動きをしても陣の軽減効果は途切れることなく続いているのである。
以上の事から陣の強さが伝わったかと思う。しかし学者はもう二つ軽減を持っている。
・フェイイルミネーション
正直言って陣が強すぎて影に隠れていて目立たないが大事な軽減の一つである。
リキャスト120秒、効果20秒、回復魔法の回復量10%UP、魔法攻撃軽減5%といったものだ。
こちらは効果時間が20秒と長めであり、浅く広くといった感じの軽減を展開できる。
回復魔法の回復量UPは本人だけでなく他人にも適応される効果なので相方ヒラと相談できればより効果的に使いこなせる。
最後に暁月で色んな意味で旋風を巻き起こした軽減である。
・疾風怒濤の計
スプリント付与がとても楽しい。エキルレでまとめる際に疾風怒濤が便利すぎて学者の需要がヤバい。なおスプリントばかり注目されているが軽減10%が20秒持続も普通に強い。
高難易度コンテンツでの噛み合い方が尋常じゃない。正直こいつの存在だけでBHはほぼ学者一択と言っても過言ではない。7.0で強すぎて削除されそうって勝手に思ってる。
学者の軽減の強さが分かっていただけたであろうか。この強みを生かさない手はありません。陣を湯水のごとくどんどん使っていきましょう。
3. 連環計をバーストに合わせる
連環計に限らずシナジーを持つジョブ全てが該当するがバーストに合わせることを意識する。
学者やってて一番気持ちいい瞬間は騙しと完璧に噛み合った時だったりする。
4. エーテルフローをエナドレばかりに回さない
所謂エナドレゴリラにならないよう注意する。
極炎法295<極炎法295+エナドレ100=395でたしかにエナドレを撃った方が威力が高いがフローは強力な回復のリソースでもあり、エナドレにフローを吐いてしまい士気を撃つようなことになったら威力-295になってしまい威力差100の極炎法+エナドレで失ってしまった火力を取り戻すには極炎法+エナドレを3回行う必要があり中々厳しく本末転倒である。
以上の事から学者で火力を出すメカニズムはフローで回復した結果、士気の回数が減ることで極炎法の回数が増え火力向上に繋がるのである。
だからといってエナドレを全く使わないというわけではなく、バースト中は瞬間火力を出す必要がある為極炎法+エナドレの方がバーストの恩恵を得ることができるし、エーテルフローは1分で帰って来るので1分以内にフローを使いきれなかったらエナドレとして放出しフローが溢れないよう立ち回っていきたい。
5. バリア(士気高揚の策)を使うタイミング
じゃあ士気っていつ使うのさという話だが、一つはバリアを貼らないと死ぬ場面
バリアとは一時的に最大HPを増やす行為ともいえる。最大HPが12万だとして13万ダメージの攻撃が来るような場面では士気を撒いて最大HP12万+2万としその場をしのぐといったような使い方が有用だ。
最近では初週のエデン再生編零式3層のエレメンタルブレイクなんかがそうだった。
そういう意味では零式初週や絶くらいでしか有効活用できる場面がない。
二つ目は相方ヒラの負担を軽減する目的
ヒラの火力とはどちらがどれほど攻撃できたかのDPSレースではなく、互いにヒールを負担し生まれた余裕で火力を捻りだしている。なので「俺が火力出したいから士気撃ってやんない」という考えを持たず「白さんさっきアサイラム使ったばかりで回復リソース少なそうだから俺が士気を撒いて負担を軽減してあげよう」と考えてほしい。その結果ヒラ同士での余裕が生まれ、PT全体の貢献へと繋がる。
6. 秘策の使い方
学者において議論が尽きない「秘策をどれに割り当てるか?」
正直この問題は考え方や状況が千差万別で定石はあるが正解は無いと思われる。
自分は≧
≧
>>>>>>>>>>>
という優先順位で使用している。
ほぼ定石通りである。理由を説明していく。
まず秘策の効果は「フローやMPを消費せずに確定クリティカルを発生させるアビリティ」である。
ゆえに一つ目の理由は「MP消費を0にするよりもフロー消費無しの方がメリットが多い為」
基本1分間で3回分しかないフローを疑似的に4回分使えるようになる。この理由だけで不撓不屈と深謀遠慮に秘策が割り当てられる理由になる。
また暁月からは秘策鼓舞展開を使用する機会も増えた。展開戦術のリキャストが90秒となり秘策と必ず合わせることが可能になったからである。また強制的に散会させられるギミックが多いので散会前に激厚バリアを撒いて散会するのがとても強い。
なので秘策士気が本当に使用する機会が無くなった。強いて言うなら秘策鼓舞展開をする暇がなく直ぐにバリアが欲しい時は秘策士気の方が適しているが基本的にそんな場面は無いので秘策士気は使用しないという考えでおk。
なので現状は不屈or深謀or鼓舞の3択で最も適した使い方をするのが秘策の運用法。
どれも同じくらいの頻度で使用するので特にこの使い方がおススメというのは断言できない。ギミックに応じて使用していくのが大事。
ホットバー配置

開幕スキル回し
……
一般的な回しはこちら。コンテンツによって変えます。
連環計はシナジーに合わせる為3GCD目に入れてます。基本的に開幕からいきなりとんでもない攻撃は来ないのでエナドレは全て吐きます。6発目のエナドレまで薬の効果時間に入っています。陣等を置く場合はエナドレを減らしてフローを残しましょう。
ちなみに自分の回しは↓これです。
……
シナジー中に全てのエナドレを放出するための回しです。上の回しより強いかは知りません。完全オリジナルです。火力の保証はしませんが上記の回しよりエナドレ一発分シナジー中に多く入れることが出来るので若干火力は高いはずです。
単体ヒール
妖精スキルはペット補正を0.9倍として計算している。
光の癒し

略称は癒し、オートリジェネ。回復量135
実は一番回復しているスキル。妖精をステージ中央に配置しておけばおk。
深謀遠慮の策

略称は深謀。
強くて便利な単体ヒール。とりあえずタンクに投げておけば安心できる。秘策とよく一緒に使われる。ガンブレにも似たようなものが追加された。
エーテルパクト(フェイユニオン)

略称パクト。回復量270×n
暁月でフェイエーテルがパクト専用ゲージとなった。極炎法の詠唱時間が短縮されアビリティを常に一つ挟めるようになったので従来よりパクトを繋ぎやすくなった。積極的に使おう。
生命回生法

戦士のスリルオブバトルのようなもの。リキャスト毎で使って大丈夫。
回復効果もUPするので強く戻す際は併用。
生命活性法

略称は活性。
回復量が深謀より200下回っているのでできれば使いたくない。主に緊急回復用。
鼓舞激励の策

略称は鼓舞。
消費MPも高くバリアも大して張れず詠唱ヒールな為ほとんど使われない。
開幕前や履行中に使う。
フィジク

使ったら負け。
ナイトのヴェール起動くらい。
範囲ヒール
不撓不屈の策

略称は不屈。
一番使う範囲回復。学者メインの人でも名前が読めない人がいる。
範囲が15mと若干狭い。
コンソレイション

略称コンソ。回復量225+225
簡単に言えば妖精版士気。とても強い。
厚いバリアを張りたい時は大抵士気+コンソで済ませる。
リキャが30sだがセラフィム召喚が120sなので無問題。
光の囁き

略称は囁き。回復量72×7=504
恒常で使えるメイン範囲回復。低レベルの時からお世話になってきたはず。
セラフィム時のスキルは名前が違うだけで性能は同一。
フェイブレッシング

略称フェイブレ。回復量288
上記の囁きと併用して疑似メディカラみたいな運用をよくする。暁月からフェイエーテルの消費が無くなった。
士気高揚の策

略称は士気。
スタンダードな範囲回復だが一番嫌われている。回数を減らした分火力が出るが、必要な場面では使っていこう。
軽減
野戦治療の陣

略称は陣。
学者といったら陣。そして全ジョブ中最強の軽減。他ジョブで10%を30秒ごとに置けるジョブなんて存在しない。効果時間が15秒とあるが、陣のエフェクトが消えた後もバフ欄に効果は2~3秒残っている為実質効果時間は18秒である。
フェイイルミネーション

略称はフェイイル。
陣の影に隠れがちだが立派な軽減。5%だがしっかり回そう。
地味に効果時間が20秒あり使いどころはちゃんとある。
疾風怒濤の計

まさかの3つ目の軽減。10%軽減20秒だけでも破格の性能だが、加えてスプリント付与という唯一無二の技。おかげで学者の席は安泰。
まとめ
色々と書いてきたが大事なことを。
FF14のヒーラーは火力にも貢献しなければならない。かつヒーラーが一番伸ばす余裕がある。
しかしあくまでも仕事はヒールであり、PTメンバー全員を次のフェーズへ導くのが仕事である。
なので零式等で最初にやるべきことはゴリゴリのヒールである。火力詰めはクリア後だったりフェーズを乗り越えた後から始まるということを覚えておこう。
「ここはこのスキルが帰って来るから焦らないで大丈夫」とか「相方のあのアビが帰ってきているから任せよう」とかヒールまみれだったヒールワークを最適化していき火力と回復を両立させるのが本当に上手いヒーラーだと思っています。
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